親子一体の愛情教育を目指していくとき、大切に考えなくてはならないのは、生後一年間の教育です。特に、生後三ヶ月が大切です。この時期は、母親がしっかり子どもを抱いてあげて、母と子の心の絆をしっかりと育ててあげるべき時期なのです。
生まれたばかりの赤ちゃんを、何の刺激も与えず、ただ寝かしてばかりいるという子育てはしないようにしましょう。
現代は核家族が多くなり、家に母親と赤ちゃんの二人きりという家庭が増えてきました。このような家庭には、静かすぎる環境という危機が待ちかまえています。
赤ちゃんには言葉がわからないから語りかけても無駄だと考え、ただ授乳するだけ、オムツを替えてやるだけ、後はただ静かにベットに寝かせておくだけですませていると、生後一ヵ月経たないうちに、心身の調子を狂わせた子どもに育ってしまうのです。
赤ちゃんがおとなしい場合でも、良い子だと喜んでいてはいけません。
あまり手のかからないおとなしい子は、お母さんが抱く回数や、言葉をかけてもらう回数が少なくなり、その結果、母子のつながりに欠けるところが生じ、言葉が遅れる子供に育つおそれがあります。
もし言葉は異常なく出てきたとしても、社会性や知的発達に遅れを生じ、知能の発達に遅れが出る子どもに育つおそれがなくもありません。
最近多い、生き生きしたところがなく、消極的な子供というのは、お母さんが誕生直後に育児に手を抜いたという結果であることが多いのです。
多くのお母さんは、「あまり手をかけず、自分のことは自分でできるたくましい子どもに育てよう」と思いがちではないでしょうか。
しかし、子どものたくましさは、お母さんが手をかけないことで生じ、身につくものではありません。実は逆なのです。
お母さんがもっと赤ちゃんを抱いてやり、もっと言葉をかけてやり、もっと手をかけて遊んであげると、赤ちゃんは生き生きしてたくましい子に育つのです。
赤ちゃんのたくましさは、お母さんが赤ちゃんにいろいろな体験を多く与えてあげるほど、よく育ちます。
逆に放っておくほど、脳は育たず、たくましさも育ちません。
この傾向は、生後五ヶ月までに決まってしまうとさえいわれます。ですから、子どもがおとなしく、一人遊びが上手だからといって喜んではいけません。赤ちゃんは、生後五ヶ月で、生き生きした反応を示すことがとても望ましいことなのです。
生まれたばかり赤ちゃんのときから十分、愛情をかけて、手をかけて、言葉をかけて、ほめて育て赤ちゃんは、生き生きとした反応をする子どもに育ちます。
✳︎お母さんがたくさん手をかけると、赤ちゃんはたくましい子に育つ
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