毎日同じ絵本を読んでと持ってくるのですが・・・
子育てコラム
「絵本を読んであげるわよ」と声をかけ、ふと見ると、子どもが手にしているのは昨夜と同じ絵本。
ちょっとうんざりしてしまいます。
だから「それは昨日も読んだから違うのにしなさい」と断りたくなりますよね。
大人は繰り返しが嫌いです。
一度読んだ本を試験勉強で必要に迫られることなどない限りは再び読み返すことはありません。
だから絵本も同じものを読みたくはないのです。
でも子どもは違います。「知っているからもう聞きたくない」のではなく「知っているから何度でも聞きたい」のです。
どこで何が出てくるか知っていて“笑う準備”までしています。
“て・に・を・は”まで覚えていて少しでも間違えると「違う!」と怒って指摘してきます。
子どもが望んでいるのですから同じ本を読んであげましょう。